東日本大震災の約1年後、静岡県磐田市の沿岸沿いで海産物販売を営むマルイ水産では、私財を投じて高さ10メートル/300人を収容できる防潮タワーを建設しました。


この事を知った、弊社代表名倉は、 転倒事故による死亡事故の撲滅活動と相通じるところがあり、このたび防潮タワーの階段部分に無償でカパラグリップの施工をさせていただく事となりました。
先月、新たに加盟されて先日研修を受けたばかりの地元企業の株式会社アウンズ・ヤナギハラさんの初施工に技術指導を兼ねて立ち会いました。
今回は、浜松商工会議所のエントランスにクリアグリップの部分施工となります。人の出入りが多い場所なので18時からの施工開始です。
全体的に滑り止め加工をした石材を使用していますが、アクセントに使用している大理石の部分が滑るとの事で今回はエントランスのさらにドア付近限定での施工です。
1.施工する部分をきれいにします。
2.クリアグリップが密着し易いようにサンドペーパーを掛けます。
3.マスキングを行います。
4.下準備が完了したら、防滑材(特許取得済)の調合を行います。
5.端の方から塗布を開始します。
6.塗りムラが出ないように手早く作業を行います。
7.黙々と作業を行います。※今回の施工場所の全景です。
この後、乾燥したら2度塗りを行って完成です。準備から始めて1回めを塗り終わって大体90分程の所要時間でした。
今回は、同時に屋外駐車場の階段、2段分をカパラグリップでお試し施工させていただきました。